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畑の鳥害・獣害対策|テグスの張り方・ネットは裾が勝負・作物別の守る時期

11月、山の実がなくなると畑に来ます🐦 ヒヨドリの見分け方

どうも、8150(えいこう)です🌱 家庭菜園歴8年、理科の教員免許を持っていて、有機・無農薬で野菜を育てています。

この記事で分かること

楽しみにしていた野菜が、収穫の直前にやられていたときのがっかり感、ほんまにきついですよね。

ブロッコリーの葉がずたずたになっていたり、トウモロコシがひと口だけかじられて捨てられていたり。虫ならまだしも、鳥や獣にやられると「次も来るんちゃうか…」と不安にもなります。

でも、鳥と獣にはそれぞれクセがあって、そこが分かると守り方もはっきりしてきます。この記事では、薬を使わずにできる、物で守る方法をまとめました。

早見:鳥害・獣害対策の基本(ひと目で分かる目安)

誰が、何を、いつねらうか

対策の種類と、向いている相手

覚えておきたい数字

この早見の使い方

いろいろ並べましたが、全部やる必要はありません。

まず、自分の畑で「何がやられたか」「どこから入られたか」を見て、相手を決めます。そのうえで、その相手に合った対策を1つ選んでください。鳥なのに獣用の対策をしても、獣なのに上だけ守っても、効かないんですよね。

相手が分かれば、半分は勝ったようなもんです☺️

作業の手順(見分ける→時期を知る→守る)

1. 犯人を見分ける

山の実がなくなる

まずは「誰がやったか」です。食べられ方と、残された跡を見てください。

鳥のサイン

獣のサイン

ひとつ注意したいのが、「食べる」被害と「動かす」被害があることです。植えたばかりのにんにくが、土から抜かれて転がっていた、ということもあります。食べるわけではなく、くちばしでつまんで遊んでいるように見えることもあるようです。浅く植わって見えている部分は、土をかけて隠しておくと安心です。

葉に穴があいていると、つい虫のせいだと思いがちです。でも冬に葉がずたずたになっていたら、虫ではなく鳥のことが多いです。季節と食べられ方をセットで見てくださいね。

2. 守る時期を知る

鳥や獣は、「おいしくなったころ」をちゃんと分かっています。だから、被害が出てから対策しても遅いことが多いんです。

守り始める目安

「被害があったら、すぐ対策」でもいいのですが、一度味を覚えた鳥や獣は、また来るんです。最初の一口を食べさせないことが、いちばんの対策かもしれません。

対策を始める前に、確かめておくこと

この5つを押さえておくだけで、「せっかく張ったのに効かなかった」がぐっと減りますよ。

3. 鳥にはテグスを張る

テグスの張り方

テグスは、釣り糸のような細い糸です。野菜のまわりの空中に張っておくと、鳥が近づいたときに羽が触れて、びっくりして逃げていきます。

ブロッコリーなど1株ずつ守る場合の張り方

  1. 150cmくらいの支柱を、1株のまわりに4本立てる
  2. 支柱は、葉から少し離して立てる(葉が外にはみ出すと、そこに鳥がとまって中に入られます)
  3. 一番下から、糸を支柱に回していく
  4. 支柱に回すときは、外側から入って、上を通して下ろし、また外へ抜く。こうすると糸がひっかかって、ずれにくくなります
  5. 間隔10cmくらいで、らせん状に上へのぼっていく
  6. 一番上まで行ったら止める
  7. 上から入られないように、てっぺんに防鳥テープをばってんに張る

防鳥テープ(キラキラ光るテープ)は、ぴんと張らず、少しゆとりを持たせて、ひねりを入れて張るのがコツです。風でゆれて光るので、効果が出やすくなります。

さらに強くしたいときは、横の面にも斜めに糸を足して、鳥が頭を入れにくくします。

糸を巻きつけるときは、厚紙や板に一度巻いておくと、落としても転がらず、糸がからまりにくくて作業がとても楽になります。

ネットの種類のちがい

お店にはいろいろなネットが並んでいて、どれを買えばいいか迷いますよね。名前が似ていても、役割はけっこうちがいます。

「ネットなら何でも同じ」と思って買うと、鳥は防げたけど受粉ができなかった、獣に裾から入られた、ということになりがちです。相手と作物に合わせて選んでくださいね。

4. 鳥には、ネットで全体を覆う

テグスより確実なのが、ネットで全体を覆う方法です。

ここで大事なのが、相手によってネットの目の細かさを選ぶことです。

ヒヨドリなら、網の目が粗めのネットでもかなり防げます。でもカラスは、目の大きいネットだとくぐり抜けたり、首だけ突っこんで実を取ったりします。カラスがいる畑では、目の細かい防虫ネットで、裾まですき間なく覆うほうが安心です。

鳥は、獣のように下からネットをめくって入ってくることは少ないので、裾を土に深く埋める必要まではありません。風でめくれない程度に押さえておけば十分です。ただし、地面とのすき間が大きいと、鳥が歩いて入ってくることもあるので気をつけてください。

5. 獣には、獣害ネットで「裾」をふさぐ

獣は、上より下から入ってきます。ここが鳥とのいちばんのちがいです。

獣害ネットの張り方

  1. 守りたいうねのまわりに、150cmくらいの支柱を何本か立てる
  2. 支柱に沿って、獣害ネットでうねを取り囲む
  3. 裾を、Uピンで地面にしっかり留める
  4. さらに裾に土をかぶせて、すき間をなくす

広い畑なら畑全体を、家庭菜園の小さな区画なら、守りたいうねだけを囲う方法で大丈夫です。

いちばん大事なのは、とにかく裾です。どれだけ高いネットを張っても、裾にすき間があると、そこから無理やりもぐりこまれてしまいます。

実際、ネットを張っていたのに、1か所の裾から入られてトウモロコシをやられてしまった、という例もあります。そういうときは、ネットを二重にして、裾に土をかぶせ、入られた場所をとくに念入りにふさぎ直します。

アライグマやハクビシンは、昼間は排水溝や水路、草むらなどにひそんでいて、夜になると出てくることがあります。畑の近くにそういう場所があるときは、とくに注意してください。

6. 豆の種は、不織布か苗で守る

豆の種は、まいて芽が出たとたんに、鳩やカラスに食べられやすい作物です。

不織布をかける

苗で育ててから植える

芽が出ないとき、鳥に食べられたのか、種がくさってしまったのか、はっきりしないこともあります。どちらにしても、不織布をかけておけば、両方の対策になりますよ。

7. 落花生は、時期によってネットを付け外しする

落花生は、カラスが大好きな作物です。しかも、時期によって守り方が変わります。

  1. 種をまいたら:鳥に種を食べられないよう、防虫ネットをかける
  2. 育ってきたら:ネットは外してかまわない
  3. 8〜9月、さやの形ができてきたら:鳥と虫の被害が増えるので、もう一度ネットをかけ直す
  4. 収穫の1か月くらい前:まわりにテグスを張る
  5. 収穫したあと、畑で乾かしているとき:いちばん食べられやすいので、目を離さない

落花生を育てている農家では、種をまいてから収穫まで、鳥よけの糸を張りっぱなしにしていることも多いです。家庭菜園では、芽が出たあといったん外す人もいますが、そのときは収穫前にもう一度、早めに張り直してください。

カラスは、収穫のころをよく分かっています。しかも、一気に食べるのではなく、畑のまわりの株から少しずつ食べていくので、なかなか気づきません。収穫前に「試し掘り」をして味見していることもあるので、糸は早めに張っておきましょう。

収穫して畑で干しているときは、上からネットをかぶせるより、まわりに糸を張るのがおすすめです。ネットを上から置くだけだと、雨のあとに中が蒸れてかびやすく、カラスがネットをどかして食べてしまうこともあります。毎年カラスにやられて困っているなら、畑で干さずに、収穫したらすぐさやを外して、風通しのよい軒下や、室内の日当たりのよい場所で新聞紙に広げて乾かす方法もあります。

落花生のテグスの張り方

8. トウモロコシは、横はネット、上は糸

トウモロコシは、鳥と獣の両方にねらわれる作物です。

鳥のなかでも、スズメのような小さな鳥は、トウモロコシをほとんど食べません。気をつけたいのは、カラス、鳩、ムクドリ、ヒヨドリ。実ができてくるころに荒らしに来ます。

鳥の対策

獣の対策

トウモロコシそのものに袋やカバーをかける方法もあります。ただ、収穫まぢかのトウモロコシをねらう獣は必死で、株ごと折ってしまうこともあります。カバーだけに頼らず、まわりの囲いとセットで考えてください。

この上は糸・横はネット、という組み合わせは、トマトやすいかなど、ほかの作物にも使えます。

9. いちごは、受粉の蜂を入れつつ鳥を防ぐ

いちごは、赤く熟すとヒヨドリやカラスがやってきます。ただ、いちごは花が咲いたときに、蜂などの虫が花粉を運んでくれないと、実がうまくふくらみません。

そこで、こんな工夫があります。

一方で、カラスがいる畑では、目の細かい防虫ネットで、裾まですき間なく全体を覆うほうがよい、という考え方もあります(あとの「説明が分かれていること」で比べます)。

いちごにテグスを張るときは、上だけでなく、低い位置にも張るのがポイントです。鳥は上から降りてくるだけでなく、地面にいったん降りて、とことこ歩いて近づいてくることもあります。足に糸が触れると、怖がって逃げていきます。まわりをぐるっと巻いたら、上もばってんに交差させておくと安心です。

不織布をかける方法もありますが、暖かくなると中が暑くなるので、外す手間がかかります。収穫のころは、防鳥ネットか、蜂の入り口をあけた防虫ネットのほうが扱いやすいです。

10. 冬の葉物は、ネットで包む

冬は、鳥の被害がいちばん増える季節です。とくに12月から2月、雪の降る地域では1月の中ごろから後半がいちばん要注意です。

食べられやすい順番

  1. ブロッコリー、茎ブロッコリー(葉をずたずたに)
  2. ほかのアブラナ科の野菜(白菜やキャベツの玉)
  3. それ以外の野菜(そら豆やスナップえんどうなど)

そら豆やスナップえんどうまで食べられ始めたら、かなり深刻な状態です。

対策は、防虫ネットで株ごと包んでしまうことです。しっかり覆ったブロッコリーは、まったく被害がなかったのに、風でネットがめくれたところだけ食べられた、ということもあります。めくれないように押さえ、合わせ目をしっかり留めておきましょう。

ネットで包む方法の良いところと、気をつけたいところも知っておきましょう。

良いところ

気をつけたいところ

光をさえぎる点は、日が短い2月ごろはとくに気になるところです。葉は光を受けて栄養を作っているので、大きくなってほしい白菜などは、目の粗いネットを選ぶなど工夫してください。安いきゅうり用のネットを上からかぶせておくだけでも、警戒心の強い鳥には効くことがあります。ただし、これで安心とはいかず、来るときは来ます。

ヒヨドリは、1羽で来ることもありますが、群れで来ることも多い鳥です。群れで来ると、あっという間に食べつくされてしまいます。何羽も来るようになったら、様子を見ずに、早めに対策してください。

葉が少し食べられても、新しい葉がどんどん出てくれば、つぼみや実はちゃんと育つこともあります。あきらめずに、残った葉を守ってあげてください。

茎ブロッコリーは、春にたくさん穫れる野菜です。冬のうちに葉を食べられてしまうと、春の収穫がぐっと減ってしまいます。収穫が終わったブロッコリーでも、葉をそのままにしておくと鳥のえさ場になるので、気をつけてください。

さつまいもは、芋が太り始めたら囲う

さつまいもは、芋が小さく太り始めるころから、イノシシやハクビシンにねらわれやすくなります。地域によりますが、8月の下旬から10月の初めごろが要注意です。

一度味を覚えると、また来て被害が広がるので、芋が太り始める前に、うねのまわりを獣害ネットで囲っておくのがおすすめです。

ネズミのような小さな動物も、裾のすき間から入ってきます。裾は念入りに。

すいかやトマトも、念のため糸を張る

すいかをビニールトンネルの中で育てていても、念のため上に鳥よけの糸を張っておくと安心です。となりにトマトがあれば、一緒に糸を張っておきましょう。トマトも、熟すと鳥にねらわれます。

獣が出る地域なら、糸だけでは防げません。少なくとも膝くらいの高さまで、まわりにネットを張っておくのがおすすめです。

11. 土の中から来る被害(モグラとネズミ)

モグラとネズミ

最後に、地面の下からの被害です。

最初から全部やるのが大変なら、ときどき畑のようすを見て、被害が出たらすぐに手を打つ、という進め方でも大丈夫です。

見回りのコツ

どんな対策も、張ったら終わりではありません。ときどき見回って、こんなところを確かめてください。

小さな変化に早く気づけば、被害が広がる前に手を打てます。見回りのついでに、ようすを写真に撮っておくと、来年の対策にも生かせますよ。

12. 電気柵について

電気柵は、獣の対策として強力な方法です。ただ、設置にはいろいろな条件があり、子どもが出入りする場所では使えないこともあります。

この記事では、設置の方法は扱いません。使いたい場合は、お住まいの自治体の窓口や、販売しているお店に相談してみてください。

失敗の見分け方(症状→原因→やること)

テグスを張ったのに、鳥に食べられた

ネットで覆ったのに、カラスに実を取られた

ネットの中に入られていた(鳥)

獣害ネットを張ったのに、入られた

まいた豆の芽が出ない

落花生の収穫量が、思ったより少ない

説明が分かれていること

テグスは、細い糸がいいか、太い糸がいいか

テグスは、どれくらい効くか

いちごのネットは、蜂を入れるか、全部ふさぐか

ネットの裾は、土に埋めるべきか

ネットの高さで、獣は防げるか

よくある質問

テグスがないときは、何で代わりにできますか

麻ひもで張り方だけ練習する、という方法もありますが、効き目は糸の種類で変わります。ホームセンターには、鳥よけ用の糸や、建築で使う水糸、防鳥テープなどが売っています。手に入るもので始めてみて、効かなければ替えていく、で大丈夫です。

光る円盤や目玉の風船は効きますか

目玉模様の風船は、近くでは鳥が寄ってこなくなったけれど、少し離れた場所の白菜は食べられた、という観察があります。効くのは置いた場所のまわりだけ、と考えたほうがよさそうです。

鳥はかしこいので、1か月もすると見慣れてしまう可能性もあります。風船を支柱につけると、風でからまって支柱にぶつかり、破れてしまうこともあります。つけるなら、しなる竿の先に吊るすなど、ぶつからない工夫をしてください。

置くだけの方法は、テグスやネットと組み合わせる「おまけ」と考えて、物理的に入れなくする対策を中心にするのが確実です。

鳥を傷つけずに守りたいです

テグスやネットは、鳥を捕まえるためではなく、「ここは危ないから入らない」と分からせるためのものです。鳥にとって羽は命と同じくらい大事なので、糸がある場所には近づかなくなります。捕まえる道具ではないので、張り方に気をつければ大丈夫です。

鳥がからまってしまうと危ないので、ネットはたるみすぎないように張り、ときどき見回ってくださいね。

ビニールハウスの中なら安心ですか

完全に安心とは言えません。カラスがハウスのビニールを突いて破り、入ろうとすることがあります。入り口を開けたままにしておくと、カラスやネズミが入ってくることもあります。ハウスでも、入り口はきちんと閉めて、ときどき見回ってください。

においで追い払う方法はありますか

においのする資材をうねのあいだにまいたら、しばらくカラスが寄りつかなくなった、という試みはあります。ただ、カラスは学習する力がとても高い鳥なので、「これは大丈夫だ」とすぐに覚えてしまう可能性があります。においだけに頼らず、ほかの方法と組み合わせてください。

逆に、甘いお菓子などを虫よけのつもりで畑にまくのは、絶対にやめてください。鳥やネズミなどの動物を呼んでしまい、そこにえさがあると覚えて、何度も来るようになります。となりの畑にまで迷惑がかかってしまいます。

テグスに、自分が引っかかりそうです

見えにくい糸なので、人も足を引っかけやすいんです。通路をまたぐ場所には張らない、目立つテープを一緒に巻いておく、など、自分がつまずかない工夫もしておいてくださいね。

鳥や獣を、捕まえてもいいですか

鳥や獣を捕まえるには、法律にもとづく許可が必要です。自分の畑で被害にあっていても、勝手に捕まえることはできません。

困っているときは、まず市区町村の担当窓口に相談してみてください。だからこそ、捕まえるより「寄せつけない」「入れない」対策のほうが、ずっと手軽なんです。

被害が出てからでも、対策は間に合いますか

間に合います。ただ、一度味を覚えると、また来ることが多いです。被害が出たら、その日のうちに対策するのがおすすめです。

最初から全部守るのが大変なら、「被害が出やすい時期だけ」「被害が出たら、すぐ」という進め方でも十分ですよ。

近所の畑には被害がないのに、うちだけやられます

えさの多い場所や、隠れやすい場所の近くは、ねらわれやすい傾向があります。畑のそばに水路や草むら、林などがないか見てみてください。

また、まわりの畑で先に対策をしていると、守られていない畑に集まってくることもあります。ご近所と情報を交換しておくと、早めに気づけますよ。

ちなみに、トンビのような大きな鳥がよく飛んでいる畑では、小さな鳥が寄りつきにくく、被害が少ない、という観察もあります。空を見上げて、どんな鳥がいるか見てみるのも、ちょっとおもしろいですよ。

ネットは、収穫のあと外してもいいですか

収穫が終わったら外してかまいません。ただ、冬の葉物は収穫が終わってもしばらく畑に残すことが多いので、その間も葉が鳥のえさ場にならないよう、気をつけてください。

テグスは、交差するところを結ばずに張っておくと、片付けるときにするっと外しやすいです。

学ぶ:鳥はなぜ、冬に野菜を食べに来るのか🔬

冬になると、鳥のえさが急に減る

ここからは、ちょっと理科の話です。

畑に来る鳥の多くは、ふだんは虫やその幼虫を食べています。虫は栄養が豊富なごちそうなんです。

ところが冬になって気温が下がると、虫がいっせいにいなくなります。食べものに困った鳥は、残っている植物を食べ始めます。雪が積もると、土の上や浅いところにある種や虫も探せなくなるので、ますます野菜の地上部をねらうようになります。

鳥だって、おいしくて栄養のあるものを食べたい。雑草より、人が育てた野菜のほうが味がよくて栄養もある。だから、真っ先に畑の野菜がねらわれるんですね。

春になって虫が出てくるまで、この状態が続きます。冬の被害が春まで終わらないのは、このためです。

冬の野菜は、甘くなっている

もうひとつ理由があります。

冬の葉物や根菜は、寒さで凍らないように、体の中に糖をためこみます。糖が多い液体は凍りにくいからです。冬の野菜が甘くておいしいのは、このためなんです。

甘いものが好きな鳥にとって、冬の葉物はまさにごちそう。だから、冬の白菜やブロッコリーがねらわれやすいんですね。

鳥はなぜ、糸を嫌がるのか

テグスが効くのは、鳥にとって羽が命と同じくらい大事だからです。

羽をいためて飛べなくなると、えさを探すことも、敵から逃げることもできなくなります。だから鳥は、羽が引っかかりそうな糸や障害物がある場所には、なるべく入ろうとしません。

糸が細くて見えにくいほど、どこに糸があるのか分からないので、近づくのをためらう、という考え方もあります。

一度覚えると、また来る

鳥や獣は、どこにおいしいものがあるかをよく覚えています。一度食べておいしかった場所には、くり返しやって来ます。

被害が出る前に守る、出たらすぐに手を打つ、というのが大事なのは、この「覚える力」があるからです。最初の一口を食べさせないことが、いちばん効く対策なんですね。

まとめ

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

鳥と獣の対策のポイントを、もう一度まとめておきます。

鳥や獣に先を越されるのは、ほんまに悔しいですよね。でも、相手のクセが分かれば、ちゃんと守れます。

まずは、いちばん被害が出ている野菜1つから、この記事の方法を試してみてください🐦

鳥獣対策に使うもの

防虫ネット

鳥にも効きます。やられる原因はほぼ裾なので、必ず土で埋めてください。

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アーチ支柱

ネットを浮かせる骨。葉に触れていると、その上から食べられます。

マルチ押さえピン

裾を留めるのに使います。数は多めに用意してください。

園芸用支柱クリップ

支柱を四隅に立てて、その間にテグスを渡すときに便利です。

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