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しそは、こぼれ種で毎年生えてきます🌿 買うのは最初の1袋だけ

しそは、こぼれ種で毎年生えてきます🌿 買うのは最初の1袋だけ

🌿「まいたのに、ほとんど芽が出なかった」

🌿「秋になったら、葉が硬くて食べられない」

🌿「スーパーで10枚150円くらいで買っている」

どうも、8150(えいこう)です🌱 家庭菜園歴8年、理科の教員免許を持っていて、有機・無農薬で野菜を育てています。

前回はマルチの話でした。今日はしそ(大葉)です。

しそは★家庭菜園でいちばん「元が取れる」野菜だと思っています。

買えば10枚で百数十円。★畑にあれば、夏じゅう好きなだけ穫れます。

先に、この記事でいちばん言いたいことを言っておきますね。

★しその種は、光が当たらないと芽が出ません。

だから★深く埋めると失敗します。そして★地面に落ちた種は、翌年ひとりでに生えてきます🌿

まず、しその基本データ

3つだけ押さえてください

※時期は中間地(関東〜関西の平野部)が目安。寒い地域は少し遅らせ、暖かい地域は早めに。

★肥料は、ほとんど要りません

ここが助かるところです。

★しそは、やせた土でも育ちます。

最初に1平米あたり、牛ふん堆肥を1Lほどと、鶏ふんを少し。★それで数年は何も入れなくて大丈夫です。

むしろ、入れると悪くなります

これは知っておいてください。

★肥料が多いと、えぐみが出ます。

そして★虫が寄ってきます。葉物と同じで、やわらかく茂った葉はごちそうなんですね。

★「育ちが悪いから追肥」を、この野菜ではやらないでください。

★深く埋めると、芽が出ません

浅くまいて不織布

光が要る種です

前にタネまきの記事で、★「光が当たらないと出にくい種がある」と書きました。

★しそが、まさにそれです。

だから★土は、ごく薄くかけるだけにします。

薄いと、今度は流れます

ここでジレンマが起きます。

★覆土が薄いので、水やりで種が流れるんです。

私も最初、じょうろの水で種が全部端に寄ってしまいました😅

不織布を、先にかける

解決策は簡単です。

★種をまいて鎮圧したら、先に不織布をかける。★その上から水をやります。

こうすれば★水がやわらかく落ちて、種が動きません。

★古い不織布のほうが、いいです

これは意外なコツです。

★新しい不織布は水をはじきます。上からかけても、なかなかしみ通りません。

★使い古したもののほうが、水をよく通します。

新品しかないときは、★時間をかけてゆっくりやってください。

まき方の目安

余った種は、芽じそに

しその種は、1袋にたくさん入っています。★毎年、必ず余ります。

そこで★余った分をプランターにばらまいてください。

出てきた双葉が★芽じそです。刺身に添えたり、サラダに散らしたり。

★間引き菜も同じように食べられます。捨てるところがありません。

★9月前に、バッサリ切ります

切り戻し

夏を越すと、こうなります

真夏の猛暑を通ると、しそはこうなります。

★このまま秋に入ると、すぐ花が咲きます。そうなると葉は硬くて食べられません。

切り戻すと、戻ります

そこで★切り戻しをします。

なすの更新剪定と同じ考え方です。★枝を短く切って、脇芽に出直してもらいます。

思っているより、切ります

ここが大事なところです。

★1m以上に伸びた枝なら、30cm以上切ってしまって構いません。

★下のほうの枝は日当たりも悪いので、多めに落としてください。

「やりすぎたかな」と思うくらいでちょうどいいです。★脇芽が残っていれば、必ず復活します。

2週間で、柔らかい葉が出ます

切ったあとは、★脇芽から新しい枝が伸びてきます。

そこに出る葉は★みずみずしくて、香りも戻っています。

★9月・10月に、いちばんいい葉が穫れるようになります。

切った葉も、使えます

切り落とした枝の葉は、まだ食べられます。

★食べきれない分は、うねに敷いてください。

★乾燥よけになりますし、そのまま土に還ります。

赤じその、色の話

赤じそを育てている方へ。

★夏の強い日ざしに当たると、赤味が抜けて青くなることがあります。

これは傷んだわけではありません。★切り戻せば、また赤い葉が出てきます。

うねの隅に、点々と植える

香りが、虫を遠ざけます

しそは、他の野菜のそばに植えると役に立ちます。

★あの強い香りを、虫が嫌います。

★きゅうりやかぼちゃ(ウリ科)、トマトやなす(ナス科)のうねの隅に植えてみてください。

植えすぎないこと

ただし★1株が大きくなります。

★2mおきに1株くらい、うねの角や隅に点々と。これで十分です。

★真ん中に植えると、あとで邪魔になります。

しそも、食べられます

万能ではありません。

★ヨトウムシは、しそも食べます。

夜のうちに葉に穴が開いていたら、★株元の土を少し掘ってみてください。丸まった幼虫がいます。

学ぶ:だから、勝手に生えてくるんです🔬

こぼれ種の仕組み

毎年、同じ場所に出てきます

しそを一度育てた方は、経験があると思います。

★翌年の春、植えていないのにしそが出てくる。

しかも★だいたい去年と同じあたりに出ます。

種は、地面に落ちています

仕組みは単純です。

秋に切り戻さず放っておくと、★しそは花を咲かせて、種を作ります。

その種が★そのまま地面に落ちます。

ここで、話がつながります

さて、記事の前半を思い出してください。

★しその種は、光が当たらないと芽が出ませんでした。

ということは、こうなります。

★「勝手に生えてくる」のは、好光性種子だからなんですね。

耕さない場所ほど、出ます

だから、こういうことが起きます。

★うねの隅や通路ぎわなど、あまり耕さない場所ほど、しそがよく出てきます。

私の畑では★毎年ほぼ同じ角に出てきます。もう自分でまいたことがありません。

ただし、多すぎます

いいことばかりではありません。

★花1本から落ちる種の数が、とにかく多いです。

放っておくと★びっしり生えて、他の野菜の場所を奪います。

★だから仕事は「まくこと」ではなく「間引くこと」になります。ぜいたくな悩みですが、これは本当です☺️

まとめ

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

全部やろうとしなくて大丈夫です。まずは★今ある株を、思いきって半分に切ってみてください。2週間後に、別の野菜みたいな葉が出てきます🌿

次回は、しょうがの話です。★収穫まで待てない人のための、途中で穫る方法をお話しします🌱

🛒 この記事で使うもの

防虫ネット

しそはバッタに食われます。柔らかい葉を穫りたいなら、かけておくほうが確実です。

液体肥料

摘み取りながら長く穫るので、薄い追肥を続けると葉が硬くなりません。

プランター

こぼれ種で増えすぎるので、畑よりプランターのほうが管理しやすい野菜です。