畑の失敗は、足りないのではなく、やりすぎです🌱
🌱「一生懸命やっているのに、うまくいかない」
🌱「肥料も水もあげているのに、育ちが悪い」
🌱「毎年、同じところでつまずいている気がする」
どうも、8150(えいこう)です🌱 家庭菜園歴8年、理科の教員免許を持っていて、有機・無農薬で野菜を育てています。
今日は、ひとつの区切りとして★失敗の話をまとめます。
私が8年でやらかしてきたことと、★種苗会社などが公表している「失敗した原因」のアンケート結果を並べてみました。
ほぼ同じでした😅
先に、この記事でいちばん言いたいことを言っておきますね。
★失敗の多くは、足りないのではなく、やりすぎです。
肥料も、水も、手のかけ方も。★引き算のほうが効きます🌱
失敗の原因、上から順に
多い順に、5つ
公表されているアンケートを見ると、だいたいこの順です。
- ★害虫にやられた
- ★管理が悪かった(つまり自分)
- ★土や場所が悪かった
- ★肥料を入れすぎた
- ★水をやりすぎた
4位と5位を、見てください
ここに気づいてほしいんです。
★4位と5位が「やりすぎ」です。
そして★2位の「管理」の中身も、ほとんどが手の入れ方の問題です。
「何かが足りなかったのでは」と考えたくなりますよね。★でも実際は逆のことが多いんです。
❶ 虫は、植えた直後で決まります
出てから掛けても、遅い
いちばん多い失敗が、虫です。特に葉物は、やられると丸ごと終わります。
対策そのものは単純です。★防虫ネットを掛ける。
問題は★タイミングです。
★掛けるのは、植えた「直後」
よくあるのが、これです。
植える → 数日たつ → 虫が見えた → あわててネットを掛ける。
★もう遅いんですね。
その数日のあいだに、★葉の裏に卵を産みつけられています。ネットの中で、安全に育つことになります。
★苗を植えたその日に掛けてください。まだ虫が1匹も見えないうちに、です。
肥料が、虫を呼んでいます
もうひとつ、意外な話をします。
★肥料をやりすぎると、虫が来ます。
特に窒素分が多いと、葉がやわらかく茂って、★虫にとってごちそうになります。
葉物はなかなか大きくならないので、つい追肥したくなりますよね。★そこで虫を呼んでいることがあります。
見る量だけ、育てる
そして最後は、これに尽きます。
★毎日見て、いたら取る。
農家さんは量が多くて見きれません。★でも家庭菜園なら、見られます。
だから★「自分が毎日見られる量」に抑えるのが、いちばんの防除です。増やしすぎないでください。
❷ 「管理が悪い」の中身は、遅れです
遅れると効くのは、この3つ
2位の「管理が悪かった」。★具体的には、作業の遅れです。
- ★植え付けの遅れ
- ★間引きの遅れ
- ★追肥の遅れ
植え付けの遅れ
白菜やキャベツのように★玉を作る野菜は、9月の暖かいうちに体を大きくします。
そこで出遅れると、★寒くなってから頑張っても間に合いません。
小ぶりのまま、あるいは★玉にならないまま終わります。
★秋の2週間は、春の2週間より重いです。
★間引きの遅れが、いちばん怖い
これは私も何度もやりました。
「もう少し大きくしてから」と思っているうちに、★根が絡みます。
そうなると、抜くときに★残したい株の根まで一緒に持っていかれます。
間引きは★かわいそうだから遅らせる、が裏目に出る作業です。
★早めに、思い切って。混んでいるほうが被害が大きいです。
追肥の遅れ
実がなる野菜は、途中で肥料が切れます。
★きゅうりやなすは、実をつけながら肥料を食べ続けます。
「元気がなくなってから」では★遅いので、収穫が始まったら定期的に、を意識してください。
❸ 土と場所は、あとから直せません
時間のかかる野菜ほど、いい場所へ
日当たりと水はけ。★これは植えたあとでは変えられません。
だから★時間のかかる野菜を、いい場所に置いてください。
- ★白菜・キャベツ・ブロッコリー … 日当たりのいい場所
- ★大根・にんじん … 水はけがよく、深く耕せる場所
悪い場所には、小さいものを
日当たりの悪い場所を捨てる必要はありません。
★ベビーリーフや小松菜など、小さいうちに穫るものを植えてください。
★短期間で終わるものなら、条件が悪くても収穫までたどりつけます。
❹❺ やりすぎの、2つ
肥料は、あとから効いてきます
肥料の入れすぎがやっかいなのは、★すぐに失敗と分からないことです。
しばらくたってから、こう出ます。
- ★虫が異常に多い
- ★病気になりやすい
- ★育ち方がおかしい(茎ばかり太い、葉ばかり茂る)
分かりやすい2つの例
はっきり出る野菜があります。
- ★玉ねぎ … 肥料が多いと、とう立ちします(花の芽が立って、玉が締まらない)
- ★スナップえんどう … 冬までに育ちすぎて、霜にやられます
どちらも★「よかれと思って足した」結果です。
育ちが悪い、で足さない
覚えておいてほしいのは、これです。
★育ちが悪いからといって、肥料を足さない。
原因が肥料不足とはかぎりません。★水、日当たり、根の張り、温度。どれでも育ちは止まります。
★足すのは最後にしてください。
水は、冬はほぼ要りません
5位が水のやりすぎです。★特に冬です。
夏と同じ感覚で毎日やると、こうなります。
- ★水が凍って、根を傷める
- ★根腐れを起こす
- ★まいた種が凍って、芽が出ない
★畑にマルチをしていれば、冬の水やりはほとんど必要ありません。
冬の種まきは、最初の1回だけ
これは知らないと必ずやります。
★冬に種をまいたら、水は最初の1回だけです。
そのあと毎日やると、★夜に凍って発芽しません。
★まくのは午前中にしてください。午後にまくと、夜の冷え込みに直撃します。
私の、8年ぶんの失敗
肥料を足して、なすを虫だらけにした
2年目のことです。なすの育ちが悪くて、★2週間で3回追肥しました。
結果、★葉ばかり茂って実がつかず、そのうち虫だらけになりました。
原因は肥料不足ではなく、★水不足でした。足す前に、土を触ればよかったんです。
間引きを先延ばしして、全部小さくした
3年目、大根の間引きを2週間先延ばししました。
★もったいなかったんです。
結果、★1本も太らず、全部が細いまま終わりました。20本のうち、使えたのは3本です。
ネットを1週間、後回しにした
4年目の秋、ブロッコリーを植えて、★ネットは週末に掛けようと思いました。
次の週末には、★葉が穴だらけでした。
★苗を運ぶついでに、ネットも持っていけばよかっただけの話です。
全部、やりすぎか、遅れです
並べてみて気づきました。
★私の失敗に「足りない」はほとんどありません。
やりすぎたか、遅れたか。★このどちらかです☺️
まとめ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
- ★失敗原因の上位は、虫/管理/土と場所/肥料の入れすぎ/水のやりすぎ
- ★4位と5位は「やりすぎ」
- ★防虫ネットは、苗を植えたその日に掛ける
- ★あとから掛けても、もう卵がある
- ★肥料をやりすぎると、葉がやわらかくなって虫を呼ぶ
- ★自分が毎日見られる量だけ育てる
- ★「管理が悪い」の中身は、作業の遅れ
- ★結球野菜は9月の暖かいうちに大きくする
- ★間引きが遅れると、根が絡んで残す株まで傷む
- ★実のなる野菜は、収穫が始まったら定期的に追肥
- ★日当たりと水はけは、あとから直せない
- ★時間のかかる野菜を、いい場所に置く
- ★条件の悪い場所には、小さく穫れるものを
- ★肥料の入れすぎは、あとから虫・病気・生育障害として出る
- ★玉ねぎはとう立ち、スナップえんどうは育ちすぎて霜にやられる
- ★育ちが悪いからといって、肥料を足さない
- ★冬の水やりは、ほとんど要らない
- ★冬の種まきは、まいた直後の1回だけ。午前中にまく
全部やろうとしなくて大丈夫です。まずは★次に手を出したくなったとき、いったん土を触ってみてください。それだけで、やりすぎがひとつ減ります🌱
ここまでで、ひとまとまりの区切りです。次回からは、また野菜に戻ります。まずはスイカ。★つるを切る場所と、叩いて分かる収穫日の話をします🍉
防虫ネット
初心者の失敗でいちばん多いのが「虫にやられた」です。これ1つで大半は防げます。
不織布
まいた種が出ない、という失敗の多くは乾燥です。かけておくだけで発芽率が変わります。
苦土石灰
土が酸性に寄っていると、どれだけ丁寧にやっても育ちません。最初に一度整えておきます。


